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社会

ことし3100人超が死亡 高齢化進む離散家族

Write: 2019-12-25 12:10:48

ことし3100人超が死亡 高齢化進む離散家族

Photo : YONHAP News

離散家族再会を申請していて、ことし亡くなった人が、3100人を超していることがわかりました。
統一部などが24日、明らかにしたところによりますと、離散家族情報統合システムに1988年からことしの11月末までに登録された離散家族再会申請者のうち、ことし1月から11月までの間に3147人が亡くなりました。
11月30日の時点で、離散家族情報統合システムに登録された再会申請者は13万3365人で、このうち生存している人は5万2997人と、全体の39.7%となっています。
北韓にいる家族との再会を申請した韓国側離散家族の10人のうち6人がすでに亡くなっていることになります。
離散家族の64%が80歳以上の高齢者であることから、今後、年間死亡者はさらに増えるものとみられます。
南北離散家族の再会イベントは、去年8月におよそ3年ぶりに開かれ、去年9月の南北首脳会談では、常設面会所の開設、映像を通じた再会の実施、ビデオレター交換などについても北韓側と合意し、離散家族の期待も高まっていましたが、ベトナム・ハノイで行われた米朝首脳会談が決裂した影響で、実現していません。
また第三国を介した民間レベルの安否確認や手紙の交換も、ほとんど進んでいません。

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