クリスマスの25日、韓国では全国的に雲が広がるなか、呼吸器に害を及ぼすPM2.5の濃度が上昇しているため、繁華街や高速道路などはおおむね閑散としています。
気象庁によりますと、25日のソウルの朝の最低気温は氷点下4度7分と冷え込みました。
また大気中のPM2.5の濃度が、1日の平均濃度が1立方メートルあたり51~100マイクログラムの「悪い」に当たると予想されることから、外出を控える人が多いようです。
それでも各地の教会ではクリスマスを祝うミサが開かれており、韓国カトリックの総本山、ソウル中心部にある明洞(ミョンドン)聖堂では、24日深夜に恒例のクリスマスミサが行なわれ、韓国カトリック教会の廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿は、「韓国社会にはさまざまな考え方と価値観があるが、それでも融和を図らなければならない」と語りました。