新年を迎え、済州（チェジュ）島では空に向けて風船を飛ばす、バルーンリリースイベントが行われましたが、環境団体は野生動物に悪影響を与える行為だとして、イベントを企画した済州市を強く批判しました。
韓国の動物保護団体「カラ」は1日、SNSに「新年に済州島で起きたこと」という題名で、たくさんの風船が空に飛ばされる瞬間を収めた写真を掲載しました。この写真は、済州島で行われた新年のイベントの様子を写したもので、イベントについてカラは、「とんでもないことが起きてしまった。風船のひもが絡んで足が切断される鳥たち、風船をエサと間違えて食べたあげく死んでいく魚たちは、どうすればいいんだ」と、強く批判しました。
そして「済州市に対して回収可能な風船をすぐ全て回収するよう求める。二度とこのような愚かなイベントが行われないよう再発防止を訴えたい」と述べました。
ネット上では、この写真を巡って済州市のイベントを批判する声が高まり、女優のユン・セアさんも自身のインスタグラムに、この写真をシェアし「とても危ないイベントだ」とコメントしました。