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文化

阪神淡路大震災から25年、在日韓国人医師をモデルにしたドラマ放送

Write: 2020-01-06 14:53:54

阪神淡路大震災から25年、在日韓国人医師をモデルにしたドラマ放送

Photo : YONHAP News

NHKは、阪神・淡路大震災から25年を迎え、18日から2月8日まで毎週土曜日に、在日韓国人3世の精神科医、安克昌(あん・かつまさ)氏をモデルとしたドラマ「心の傷を癒すということ」を放送します。
阪神・淡路大震災は、1995年1月17日午前、神戸市や淡路島北部を中心に発生したマグニチュード7.3の大地震で、死者6343人、負傷者4万3000人あまりなど、大きな被害を出しました。
当時、神戸大学付属病院に勤務していた安氏は、本人も怪我をしたにもかかわらず、休まずに病院の診療を行い、被害者の心の傷をケアするボランティア活動にも率先して参加しました。
彼は、当時の極限状態の中で行った診療活動を記録した「心の傷を癒すこと」という本を出版し、第18回サントリー学術賞を受賞しました。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)治療の最前線を担った彼は、その後神戸市立西市民病院の精神科課長を務めていた頃、肝臓ガンの診断を受け、2000年12月に39歳の若さで亡くなりました。
ドラマは、震災後、設備も整わない中で繰り広げた診療、避難所や仮設住宅での避難生活、全国から駆けつけたボランティアや医療従事者の活動を描いているほか、安氏のプライベートにも注目し、在日韓国人として生きた暮らしについても紹介しています。
ドラマ「心の傷を癒すということ」は合わせて4部作で、18日から毎週土曜夜9時から9時49分まで、日本全国で放送されます。

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