去年7月~12月までの6か月間、日本行きの旅客船を利用した乗客は前の年に比べ76.2%減少し、日本の輸出管理強化への反発から、去年7月に始まった日本旅行ボイコットの影響が依然として続いています。
釜山海洋水産庁が7日に公開した資料によりますと、去年7月~12月までの6か月間、釜山と対馬、福岡、下関、大阪を結ぶ四つの航路の旅客船を利用した乗客はあわせて22万2840人で、前年の同じ時期に比べ76.2%減少しました。
航路別にみますと、観光客のうち韓国人が占める割合が大きかった対馬航路の利用客は、約8万8300人と、前年より84.6%減りました。また福岡航路の利用客は前年に比べ60%、下関航路は68.1%、大阪航路は65.8%減少しました。
業界の関係者は「年末のシーズンに入ったのに、日本旅行客はそれほど増えなかった。両国関係に大きな進展がない限り、日本旅行のボイコットは当分続くだろう」と話しています。