韓国の去年の住民登録人口は、統計を取り始めて以降、もっとも少ない増加率を記録した一方、65歳以上の高齢人口は、初めて800万人を超え、高齢化が更に加速したことが分かりました。
行政安全部が12日に発表したところによりますと、2019年末時点の住民登録人口は5184万9861人で、去年の同じ時期に比べて0.05%の増加にとどまりました。
去年の住民登録人口の増加率は、関連の統計を取り始めた2008年以降、もっとも小さい結果となったということです。
一方、住民登録人口の平均年齢は42.6歳で、2008年以降もっとも高い結果となりました。平均年齢は、2008年の37歳から増加し続け、2014年に40歳、2018年には42歳を超えています。
また、65歳以上の高齢人口は、37万6507人増加し、初めて800万人を超えました。
年齢階層別の割合は、15歳から64歳が72%、65歳以上が15.5%、0歳から14歳が12.5%となり、幼児・児童と生産年齢人口の割合は、統計を取り始めた2008年以降もっとも低く、65歳以上の割合はもっとも高い結果となりました。