政府が、ことしに入り国際機関などを通じて北韓に送った支援金が、66億ウォンに達していることが分かりました。
国連人道問題調整事務所が発表したところによりますと、ことしに入って北韓に送られた支援金はおよそ775万ドルで、韓国ウォンで89億ウォンあまりが北韓に送られたことになります。
このうち、韓国による支援金がおよそ572万ドル、韓国ウォンで66億ウォンあまりともっとも多く、スイスがおよそ135万2000ドル、ドイツがおよそ67万1000ドルの順でした。
韓国政府は、世界保健機関と北韓赤十字社、スイスは外務省傘下の開発協力庁、ドイツは世界飢餓援助機関などを通じて支援を行っています。
支援金の半分以上は北韓住民の健康のための事業に、およそ15%は飲料水や衛生事業に使われているということです。