仁川(インチョン)港と中国の10都市をフェリーで結ぶ新たな国際旅客ターミナルがことし6月15日から営業を開始します。
仁川地方海洋水産庁によりますと、現在仁川港の内港にある第2国際旅客ターミナルと沿岸埠頭にある第1国際旅客ターミナルをことし6月中旬に新国際旅客ターミナルに移転するということです。
新国際旅客ターミナルからは、ことし6月15日から、威海、靑島、天津、連雲港を結ぶ4航路が、また6月22日からは大連、丹東、烟台、石島、営口、秦皇島を結ぶ6航路の運航が始まります。
新国際旅客ターミナルは仁川港湾公社が1547億ウォンを投じて建設し、延べ面積6万5600平方メートルは、いまの第1ターミナルと第2ターミナルを合わせた面積の2倍にあたり、旅客の利用や貨物処理が円滑になることが期待されます。
仁川地方海洋水産庁と仁川港湾公社はことし6月末に、オープン記念行事を行うことにしています。