男性から女性へと性別適合手術を受けたトランスジェンダーの女性が、この春、淑明女子大学に入学します。
淑明女子大学は、去年、性別適合手術を受けたトランスジェンダーの女性が、法学部に合格し、今年春に入学することになったと明らかにしました。
男性から女性へと性別適合手術を受けた人が、女子大学に入学するのは、韓国で初めてです。淑明女子大学の関係者は「大学の規定では、トランスジェンダーの志願者や入学を禁止していない。性別適合手術を受けたかどうかは関係なく、法律上女性であるため、入学するのに何の問題もない」と話しました。
この女性は、去年10月に裁判所で性別の変更が認められ、戸籍上でも女性と記載されているため、女子大学に入学するのに手続き上の問題はないということです。
女性は、メディアとのインタビューに応じ「性別適合手術を受けて、戸籍の性別を変えたトランスジェンダーも、堂々と女子大に入学できるということをみせたかった。女子大への入学を希望する他のトランスジェンダーも、私も見て勇気をもらってほしい」と語りました。