中国湖北省武漢市から今月1日、チャーター機の第2便で帰国した韓国人333人は全員、新型コロナウイルスの検査で陰性だったことがわかりました。
中央事故収拾本部が3日、発表したところによりますと、1日にチャーター機で帰国した第2陣に対して検査を行った結果、入国の際、症状がなかった326人だけでなく、症状が見られ、感染が疑われていた7人を含む合わせて333人全員が陰性だったということです。
先月31日に帰国した第1陣368人のなかでは、1人が陽性の判定を受け、残り367人は陰性の判定を受けています。
第1陣と第2陣の帰国者のうち、陰性だった700人は、臨時生活施設に指定された忠清北道（チュンチョンブクド）鎮川（ジンチョン）郡と忠清南道（チュンチョンナムド）牙山（アサン）市の公務員施設で隔離されて生活しています。
中央事故収拾本部は、「現在、臨時生活施設には精神科医を含む医師5人、看護士8人、カウンセラー5人など合わせて74人の政府合同支援団を派遣している」と説明しています。
一方、3日午後2時現在、韓国国内の感染者は合わせて15人で、いずれも隔離病棟で治療を受けていて、容態はおおむね安定しているということです。