新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、小売業界や航空業界の業績悪化が心配されています。
小売業界が4日に明らかにしたところによりますと、大手スーパーマーケットの「Eマート」は、感染者が訪問したことがわかった店舗の営業を休止し、防疫作業に入りました。
ロッテ免税店の済州(チェジュ)店、新羅(シンラ)免税店のソウル店と済州店も、感染者が訪れたことがわかり、臨時休業に入りました。
感染を心配し、人が多い場所を避ける人が多くなったことから、小売店の売上は減っています。
一方、航空各社は、中国路線の運休を拡大しています。
航空業界によると、先月初めの時点で韓国と中国本土を結ぶ路線を運営していた韓国の航空会社8社は、3日現在、全体の41%に相当する41路線の運航を休止しました。
航空各社は、中国便のさらなる運休や減便を検討しているうえ、香港やマカオなどの路線も運休する動きをみせています。
去年、日本旅行をボイコットする動きや香港で起きた反政府デモなどの悪材料、競争の激化とそれに伴う収益性低下などにより赤字を余儀なくされた航空業界ですが、ことしも業績回復が難しくなるものとみられています。
一方、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は3日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた「旅行や貿易を不必要に阻害する」措置は必要ないと述べました。