新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、中国武漢を含む湖北省の滞在暦がある外国人について入国を拒否する措置が取られた初日のきのう、入国が拒否された外国人はいませんでした。
韓国政府は、きのう午前0時から、湖北省発行のパスポートを所持する人と、2週間以内に湖北省に滞在したことがある外国人について、症状の有無にかかわらず、入国を拒否する措置を取っています。また、中国から入国する全ての人については、国内の滞在先の住所や電話番号を確認し、連絡可能な連絡先がない場合、入国を禁止する措置が取られています。
保健当局は、この日午後4時現在、入国が拒否された人は出ていないとして「湖北省の滞在暦がない外国人の場合、国内での連絡先を確保できさえすれば入国できるため、今後も入国が拒否される人が多く出るとは思えない」と説明しました。
一方、中国から韓国を訪れる人は、ことし1月初旬には1日およそ3万人でしたが、きのうは1万１千人で、3分の１近くまで減っています。