中国武漢を中心に広がっている新型コロナウイルスによる感染で、韓国国内の感染者は6日午後4時現在、23人に増えました。
韓国政府の中央対策本部の発表によりますと、5日夜に感染が確認された19人目の患者は、17人目と同じ国際会議に出席するためシンガポールを訪れて帰国した36歳の韓国人男性です。
20人目の感染者は41歳の韓国人女性で、15人目の感染者の家族です。
21人目の感染者は59歳の韓国人女性で、3人目の感染者との接触で感染した6人目の感染者からの3次感染とみられています。
20人目と21人目の感染者はいずれも自主隔離中に感染が確認されました。
22人目の感染者は46歳の韓国人男性で、16人目の感染者の家族です。
23人目の感染者は58歳の中国人女性で、23日に観光目的で韓国入りし、感染が確認されるまでの2週間、観光地を回ったため、さらなる感染拡大が懸念されています。
これまでに韓国で感染が確認された23人は、国が指定した医療機関に隔離され、治療を受けていて、このうち2人目の感染者は5日、退院しました。
保健当局によりますと、残り22人の容態はおおむね安定していて、1人目の感染者も6日に退院する予定だということです。