メニューへ 本文へ
Go Top

社会

韓国自動車工場が相次いで稼動停止へ 政府が緊急対策を発表 

Write: 2020-02-07 14:59:05

韓国自動車工場が相次いで稼動停止へ 政府が緊急対策を発表 

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの影響で中国製部品の供給が途絶え、国内の自動車工場が相次いで稼動を停止しているのを受け、政府が資金の支援など、自動車業界に対する緊急支援策を発表しました。
政府は7日、経済長官会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で苦境に陥っている自動車業界に対する支援策を発表しました。
この中で政府は、中国現地にある部品工場の再稼動に向け、すべてのチャンネルを総動員し、中国政府との協議を続けていると明らかにしました。
また、中国製部品が国内に到着してから工場に送るまでの時間を短縮するために、24時間体制で通関をサポートし、関連の審査も最小限に抑えるとしています。
これに加え、部品会社に対しては、国内での代替生産と流動性を確保するための資金を支援し、週52時間以上の延長勤務が避けられない場合、特別延長勤務も速やかに認可する方針です。
韓国の自動車部品の全体の輸入額のうち、中国はおよそ3分の1に当たる29%を占めていますが、新型コロナウイルスの影響で、中国にある工場が相次いで稼動を中断しています。
中国政府は、新型コロナウイルスの拡散を防止するために、先月31日までだった旧正月「春節」の連休を9日まで延長していますが、今後さらに追加で延長される可能性もあります。
これを受け、双竜自動車はすでに国内の工場の稼動を中断し、現代自動車も7日から国内の生産ラインのほとんどの稼動を中断する計画です。
また、起亜自動車とルノーサムスン自動車も来週から一部の工場の稼動を中断するものとみられます。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >