政府が、中国湖北省武漢に残っている韓国人を帰国させるために、チャーター機の第3便を11日、武漢に送ることが分かりました。
第3便は11日に仁川空港を出発し、12日の朝に金浦空港に到着する予定です。
今回の帰国者は150人あまりで、14日間臨時で暮らす生活施設は、京畿道・利川市にある国防語学院に決まったとされています。
この施設には、出入国の検疫で症状が表れなかった帰国者のみが利用できるということです。
これに先立ち、政府は1月31日と2月1日にチャーター機を武漢に送り、701人の韓国人を帰国させています。
そのうちの2人は、新型コロナウイルスの検査で陽性が確認され、国が指定した医療機関に搬送されました。
この2人を除き、先月武漢から帰国した全数調査の対象者367人は、全員10日の午前0時に管理対象から解除されます。
これは、全数調査の対象者の中の最後の帰国者が入国した26日を基準に、潜伏期間の14日が経過したことによる措置だということです。