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社会

新型コロナの感染者、82人に 大邱などで感染者急増

Write: 2020-02-20 11:53:19Update: 2020-02-20 14:03:39

新型コロナの感染者、82人に 大邱などで感染者急増

Photo : YONHAP News

韓国では19日午後、新たに5人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたのに続き、20日午前にも31人の感染が新たに確認され、国内の感染者は、あわせて82人になりました。
特に南東部の大邱(テグ)と慶尚北道(キョンサンブクト)で新たな感染者が急増していて、しかも海外渡航歴のない患者からの感染が疑われることから「市中感染」への懸念が高まっています。
中央防疫対策本部は、19日午後4時時点で新たに5人の感染が確認されたと発表しました。
19日午前に感染が確認された15人を合わせると、19日一日で20人の感染が確認されたことになります。
この20人のうち18人は、いずれも南東部の大邱と慶尚北道で感染が確認されており、このうちの15人は、31番目の感染者と接触していたことが確認されています。また、この15人のうち14人は、31番目の感染者と同じ教会に通っていた信者だということです。
31番目の感染者は海外渡航歴のない60代の女性で、今月10日に発熱しましたが、外国への渡航歴がないという理由で2度にわたってウイルス検査を拒否していたとされます。
隔離されたのは、それからおよそ1週間後の18日で、この女性が検査を拒否していた1週間の間、主に教会などで多くの人と接触したため、感染が一気に広がったものとみられています。
また、翌日の20日も午前9時時点で新たに31人の感染が確認されました。
この31人のうち、30人は大邱と慶尚北道から発生、1人はソウルで発生しました。
大邱と慶尚北道からの感染者30人のうち23人は、31番目の患者が通っていた教会に通っていることが確認されています。
これで、国内の感染者82人のうち、大邱と慶尚北道での感染者は48人となり、そのうちの37人が31番目の患者が通っていた教会が接点となって感染が広がったものとみられています。
ここ数日、31番目の患者のように海外渡航歴のない感染者が相次いで発生していて、地域での感染の広がりに懸念が高まっています。

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