環境保護団体のグリーンピースは25日、 OECD=経済協力開発機構加盟国の中で、PM2.5=微小粒子状物質による大気汚染は韓国が最も深刻だと指摘しました。
グリーンピースは、世界の大気汚染について調べている「エアビジュアル」が発表した報告書を紹介するなかで、韓国の大気汚染問題を取り上げました。報告書によりますと、韓国の去年の PM2.5の年平均濃度は、1立方メートルあたり24.8マイクログラム(μg/m3)と、前年より4マイクログラム上昇し、調査対象となった98の国と地域のうち、26番目に高く、OECD加盟国の中では最も高くなっています。
また、OECE加盟国の地域の中で、PM2.5の濃度が最も高い100の地域のうち、61は、韓国の地域でした。なかでも、忠清北道、曽坪郡(ズンピョン)は、7番目にPM2.5の濃度が高くなっています。