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社会

解消できないマスク不足 文大統領が謝罪  

Write: 2020-03-03 15:12:14Update: 2020-03-03 19:52:38

解消できないマスク不足 文大統領が謝罪  

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日の閣議で、マスクが手に入らない状況が続いていることについて「マスクを迅速かつ十分に供給できず、国民に不便をかけていることに大変恐縮している」と述べ、謝罪の意を示しました。
新型コロナウイルスの感染者が急増したことで、韓国ではマスクの品薄状態が続いています。このため政府は2日から郵便局ごとにマスク425枚入り85セットの販売を始めましたが、感染者が集中している大邱などを除いた地域では、先着85人しかマスクを購入することができず、マスク不足は依然として解消できずにいます。
このため政府は、大邱と慶尚北道に向けてマスク700万枚を供給するなど、地方の防疫体制を強化するため、追加の予備費として771億ウォンを計上する方針であることを、3日明らかにしました。
これについて文大統領は、「大邱と慶尚北道は、危機段階が最高潮に達しており、国全体が感染症との戦争に突入した」と述べ、すべての政府組織を24時間体制に転換するよう指示しました。
また、感染者が入院する病床が不足している問題については、「軽症者を収容する「生活治療センター」を確保することと、重症患者の治療に力を入れてほしい」と述べました。
大邱では感染者が入院する病床が不足し、自宅などで隔離中に十分な治療を受けられずに亡くなるケースが相次いでいます。このため政府は2日、患者全員を入院させていたこれまでの治療体系から、重症患者を中心に入院させて、軽症患者は新設する「生活治療センター」に入院させる方針に切り替えました。
大邱では3日の時点で1800人に達する感染者の病床を確保できておらず、追加の施設の確保が急がれています。
このため政府は、来週初めまでに生活治療センターに2000人を収容できるよう施設を増やす方針だと、3日、明らかにしました。

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