韓国の新型コロナウイルスの感染者は、前の日よりも809人増えて5621人となりました。
中央防疫対策本部は4日午後4時の時点で、韓国の新型コロナウイルスの感染者が3日午前0時の時点よりも809人増えて5621人となったと明らかにしました。
このうち大邱市と慶尚北道の感染者は4780人で、感染者全体の8割以上を占めています。
死者は全国で33人となり、完治して隔離を解除された人は41人となりました。
一方、保健当局によりますと、全国的な感染事例のうち、65.5%が集団感染と関連があり、小規模な集団での感染が相次いでいることから懸念が高まっています。
集団感染の事例としては、まず新天地イエス教会の大邱教会のケースが最も大規模で、大邱市の感染者およそ4000人のうち64.5%がこの教会と関連があります。
そのほかにも、忠清南道(チュンチョンナムド)のズンバダンス教室や慶尚北道(キョンサンプクド)のイスラエル聖地巡礼団、釜山のオンチョン教会などで数十人の集団感染が最近、相次いで確認されています。
専門家らは、散発的に発生している集団感染は、感染初期に食い止めることができないと、さらに感染が拡大しかねないと警告しています。