韓国政府は、新型コロナウイルスの感染者が急増している慶尚北道（キョンサンブクト）慶山（キョンサン）市を感染特別管理地域に指定しました。大邱（テグ）市、清道（チョンド）郡に次いで３番目です。
中央災害安全対策本部によりますと５日、定例の記者会見で、３月３日に新たに確認された慶尚北道の感染者のうちの73％、慶尚北道全体の感染者752のうちの40％が慶山市の感染者だと明らかにしました。
また、慶山市には集団感染が発生した宗教団体「新天地イエス教」の信者が多く居住していて、2次感染や小規模な集団感染などの事例が確認されたことから３番目の感染特別管理地域に指定したということです。