新型コロナウイルスの感染拡大のため、全国の小・中・高校の新学期の開始が2週間延期になっているなか、政府は、学習塾に対しても営業自粛を求めていますが、現在、ソウルにある学習塾は、60%以上が授業を行っています。
政府は6日、兪銀恵(ユ・ウネ)社会担当副総理兼教育部長官などが出席する社会関係長官会議を開き、政府が感染の拡大を防ぐ重要な時期として位置づけた来週、授業を続ける学習塾に対する現場点検を行うことを決めました。
授業を続けた学習塾で感染者が発生した場合は、塾の名前を公開するとしています。
一方、授業を休む学習塾に対しては、経営面で支援するとしています。
政府は、学習塾に対し、営業自粛を求めていますが、全国にある12万の学習塾のうち、5日の時点で授業を休んでいるのは43%にとどまっています。
ソウルでは、全体の3分の1にあたる34%の塾が授業を休んでいるだけです。
★2020年5月12日修正