韓国国内での新型コロナウイルスの感染者は前の日より248人増えて、9日午前0時までに合わせて7382人になりました。
新たな感染者を地域別に見ますと、大邱(テグ)市と慶尚北道(キョンサンブクト)で216人増え、新たな感染者の87%を占めました。
完治して隔離が解除された人は前の日より36人増えて、これまでにあわせて166人になりました。
死者は前の日より1人増えて、合わせて51人となりました。
一方、韓国政府は8日、「新型コロナウイルスの感染の広がりがやや停滞気味で、なかでも感染が集中する大邱市と慶尚北道では落ち着きが見え始めた」という見解を示しました。
病床の不足については、軽症の感染者を収容する生活治療センター10か所の受け入れ可能人数を4000人にまで増やす方針で、来週には、自宅で待機中の軽症の感染者2000人あまりが入院できるようになり、病床不足が解消する見通しだということです。