新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、韓国と日本が相手国からの入国を制限した初日の9日、日本からの入国者の中で入国制限対象となった437人のなかに発熱などの症状が見られた人はいませんでした。
中央災害対策本部が10日の会見で発表したところによりますと、「9日に日本からの入国者の中で入国制限対象となった437人に対して特別入国手続きを実施したところ、発熱などの症状があると答えた人はいなかった」ということです。
韓国政府は9日から、日本からの入国者に対して体温検査を受けさせ、特別検疫申告書を提出させるなど、入国手続きを強化した「特別入国手続き」を実地しています。
また、日本から入国した437人全員に対して連絡先や滞在先の提出だけでなく、健康状態を観察するための「自己診断アプリ」をスマートフォンにインストールさせ、入国から14日間、毎日自己診断を行うことを義務付ける方針です。
一方、9日に韓国に入国した日本人は5人、韓国から日本に入国した韓国人は3人でした。