韓国からの渡航者を14日間施設に隔離する措置をとっているベトナムで13日、サムスンディスプレイの技術者186人が例外を認められ、入国を許可されました。
186人は、13日午前仁川(インチョン)空港を出発し、ベトナム北部クアンニン省にあるバンドン空港に到着します。
186人は、サムスンディスプレイが早期入国の許可を求めた技術者700人のうち一部です。
サムスンディスプレイは、186人をベトナム北部バクニン省の工場でほかの従業員と接触することなく生産ラインの変更作業に当たらせることや、空港の近くに設けられた宿泊施設に泊まらせ、外部の人との接触を徹底的に防ぐという対策を示し、ベトナム当局がこれを認め、入国を許可したものです。
朴魯完(パク・ノワン)ベトナム駐在韓国大使によりますと、LGディスプレーなど現地に進出しているほかの韓国企業の技術者の入国についても検討が行われているということです。