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社会

集団感染の教会 礼拝の際に「消毒」と称し噴霧器で塩水散布

Write: 2020-03-17 10:47:08Update: 2020-03-17 10:56:31

集団感染の教会 礼拝の際に「消毒」と称し噴霧器で塩水散布

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの集団感染が発生した京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市のプロテスタント教会では、礼拝を行った際に参加者に対して、噴霧器で口に塩水をかけていたことがわかりました。
16日、防疫当局と京畿道などによりますと、47人の感染者が確認されたこの教会では、今月1日と8日に行った礼拝の参加者に対して、消毒の目的で、噴霧器で口に塩水をかけていたことがわかりました。
このような行為に対して専門家らは、塩水では新型コロナウイルスを消毒・予防できないだけでなく、噴霧器によってできた小さな粒子「エアロゾル」が、集団感染のリスクを高めたおそれがあると指摘しています。
高麗(コリョ)大学病院のキム・ウジュ感染内科教授は、「塩水を噴霧した際にエアロゾルが、教会にいた感染者の飛沫と混ざって空気中を漂い、ウイルスを伝播したおそれがある」と説明しました。
キム教授はまた、「エアロゾル感染(空気感染)は拡散が早いため、医療機関では感染症が流行している際は、ぜん息患者などに使われる吸入器の使用も控えるようにしている」と述べました。
政府は、宗教団体に対して集会を自制するよう求めていますが、このプロテスタント教会では今月1日と8日に礼拝が行われ、16日午後5時の時点で信者47人の感染者が確認されました。


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