新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、一部の大学ではオンラインの講義で新学年を開始しましたが、サーバーの過負荷や著作権問題などが発生し、学生たちが不便を被っています。
16日に新学年を開始した朝鮮大学では、この日の午前、オンライン講義を受けるためのサーバーに学生たちがアクセスできない問題が発生しました。
大学側によりますと、大勢の学生が一度にサーバーにアクセスしたことにより過負荷が発生したと見られるということです。
東新(トンシン)大学もまた、16日午前、一時サーバーへアクセスすることができず、講義を受けられなかった学生たちから不満の声が上がりました。
一方、全南(チョンナム)大学では著作権をめぐる問題で、教授たちがアップロードした講義資料が削除されるハプニングがありました。
大学側によりますと、一部の教授がオンライン講義の資料に使った画像や文字のフォントなどが著作権者の許可を得ていないものだったため、著作権侵害にあたるおそれがあると判断して削除したということです。