韓国・ソウルの病院で、新型コロナウイルスの感染を確認する、ウォーキングスルー方式の検査がはじまりました。
病院には、電話ボックスの形をした、透明のブースが設置され、患者が1人ずつブースに入ると、医療スタッフが、外側から穴に腕を入れて検体を採取し、3分で検査が終わります。ブースの内部は、ウイルスが外部に流出するのを防ぐため、気圧を低くしており、医師と患者が会話できるようインターホンが備えられています。1日当り70人ほどの検査が可能で、医療スタッフと患者の飛沫感染リスクを軽減できるということです。
韓国では、患者が車に乗ったまま検査を受ける「ドライブスルー」方式での検査も実施されていますが、病院側は「車のない患者や高齢者も便利で安全に検査を受けられる」としています。