気象庁は19日、全国各地で台風並みの強風が予想されることから、午前9時に、全国に強風注意報、すべての海上に風浪注意報を発表しました。また、正午にはソウルなど一部の地域で強風警報が出されました。
気象庁は、19日午前2時ごろ、延坪島(ヨンピョンド)など韓半島西の海、西海(ソヘ)の5つの島に、午前6時ごろにはソウル・京畿道(キョンギド)・仁川(インチョン)市などの首都圏に強風注意報を発表し、午前9時には西海と首都圏の一部の地域にのみ発令していた強風注意報を全国へと拡大しました。
また、正午にはソウルのほか、仁川市や京畿道、忠清南道(チョンチョンナムド)、全羅北道(チョンラブクト)などに出されていた強風注意報が強風警報に引き上げられました。
強風警報は、陸上の風速が秒速21メートル以上であるか、瞬間風速が秒速26メートル以上になると予想される場合(山地では風速が秒速24メートル以上、瞬間風速が秒速30メートル以上の場合)に発令されます。
ソウルに強風警報が発令されたのは、気象庁が関連の統計をとり始めた1999年以来、初めてです。