去年の韓国で結婚した人の数が、過去最低を更新しました。
統計庁が19日発表したまとめによりますと、2019年の婚姻件数は、23万9200件と、前の年より7.2%減り、1970年に統計を取り始めて以来、最も少なくなっています。
これについて、統計庁は、「30代前半の人口が減少してるほか、結婚が必ず必要だと考える人が急速に減っていることが、主な要因となっている」と分析しました。
統計庁の2018年社会調査によりますと、韓国では、13歳以上の国民の半分が、結婚は必ずしもする必要はないと考えており、結婚を必須だと考える人の割合は、2012年の62.7%から2018年には、48・1%と、大きく減少しています。