新型コロナウイルスの感染者は20日午前0時の時点で、前の日に比べて新たに87人増えて、8652人となりました。
新たな感染者数は、2日ぶりに2桁にとどまりました。
新たな感染者87人のうち最も感染者が多かったのは、療養施設などで集団感染が発生した大邱(テグ)市と慶尚北道(キョンサンブクト)で、合わせて47人の感染者が確認されました。
死者は前日から3人増えて94人となり、完治して隔離が解除された人は新たに286人増えて、2233人となりました。
これまで韓国で感染が確認された人を年齢別にみると、20代がおよそ27%を占め、最も多くなっています。
集団感染が発生した新興宗教団体「新天地イエス教会」の信徒に20代が多いことに加え、20代は社会活動が活発でウイルスにさらされる機会が多いのが背景にあるとみられ、防疫当局は、若者に対し、特に注意を呼びかけています。