新型コロナウイルスの感染拡大により、社会では外出を控えるよう求められているなか、動画配信アプリの使用が、大きく増えたという調査結果が出ました。
アプリ分析会社「ワイズアプリ」が、韓国のアンドロイドスマートフォンユーザー、6万人を対象に、3月のアプリの使用履歴について調べたところ、 映像ストリーミング配信アプリ、「ネットフリックス」の利用者が、前の月に比べ22%増加して463万人となり、過去最多となりました。
利用時間も、前の月より34%増え、過去最高を更新しました。ほかにも「ユーチューブ」は16%、「ティックトック」は27%、増加しました。
一方、利用者の増加幅が最も多かったアプリは、マスクの販売先などが検索できる「グッドドクター」で、前の月の18万人から313万人と、17倍増えています。テレビ会議に利用できるネット電話サービスアプリ、「ズームクラウドミーティング」も10倍以上増えるなど、ウイルスの感染拡大による日常生活への影響が、アプリの利用でもうかがわれます。