韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は9日、ことしの韓国の経済成長率について、1%に達するのは難しいという見方を示しました。
李総裁はこの日、インターネットでの記者会見で、このような見方を示したうえで、「4月から6月期には、新型コロナウイルスの拡散が世界中で鎮静化され、下半期に入って経済が回復していくという展開が前提となる」と強調しました。
そのうえで「経済成長率は、新型コロナウイルスの今後の展開にかかっているため、非常に変動的で、不確実性が高い」として、「経済成長率が1%に達するかどうか、断言できないが、プラス成長を遂げることはできるだろう」と話しました。また、李総裁は、金融市場の安定化に向け、国債を積極的に買い入れる方針を示しています。このため市場では、韓国銀行が、週単位で買い戻し条件付き債権(RP)を買い入れる「韓国型金融緩和」に続き、より本格的な量的緩和を図るものとみています。