新型コロナウイルスの感染者は10日午前0時の時点で、前日より27人増えて、累計で1万450人になりました。
地域別には、ソウルで8人、京畿道（キョンギド）9人、慶尚北道（キョンサンブクド）で7人などとなっています。
大邱は1人もいません。
大邱で新たな感染者がゼロとなったのは、52日ぶりです。
新たな感染者27人のうち5人は海外からの流入で、このうち4人は入国時の検疫で感染が確認されました。
死者は4人増えて208人となりました。
完治して隔離が解除された人は144人増えて、累計で7000人を超えました。
今週に入ってから、新たな感染者数の発生は目に見えて鈍化しています。
先週の100人前後から今週はじめは50人前後まで減り、9日には39人となっていました。
防疫当局は、「前向きな兆候が出ているが、まだ緊張を緩めるときではない」としています。
特にこの週末には復活祭（イースター）の集会礼拝や総選挙の期日前投票などがあることから、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。