全国の中学・高校の1年生と2年生、それに小学校4年生から6年生までの新学年が、オンラインでの授業によって始まりました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、教育部は今月始めからオンラインでの授業による新学期の開始に向けた準備を進め、9日からは、まず全国の中学3年生と高校3年生を対象に新学期がスタートしました。
今回さらに、中学・高校1年生と2年生、小学校4年生から6年生までの新学期が始まったことで、あわせて312万人の生徒が遠隔授業に参加することになりました。
遠隔授業については、多くの生徒が一斉にオンラインで参加することによる、アクセス時のエラーや遅延などが懸念されていますが、これについて教育部は、教育放送「EBS」の「オンラインクラス」など遠隔授業プラットフォームへのログイン方式を分散させたり、サーバーを増強するなどの対応をとっていると明らかにしました。
また、システムの過負荷を防ぐために、中学・高校はEBSの「オンラインクラス」を、小学校は韓国教育学術情報院の「e学習の場」を利用するよう勧めているということです。
一方、小学校1年生から3年生までの生徒は、今月20日からオンラインでの新学年が始まります。