韓国の男性アイドルグループ、BTS(防弾少年団)が動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信したライブストリーミングイベントの再生回数が5000万回を突破したことがわかりました。
BTSは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出を自粛しているファンのために、動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルで、これまでのコンサートやファンミーティングのライブ映像をつないで1本のライブのように構成した「BTS ONLINE CONCERT WEEKEND (BANG BANG CON)」を配信しました。
20日、所属事務所のビッグヒットエンターテインメントによりますと、このライブストリーミングイベントは18・19日の2日間、合わせて24時間配信され、再生回数5000万回を上回り、最大同時アクセスは224万人を記録したということです。
今回のイベントでは、BTS公式アプリ「Weverse」と公式ペンライト「ARMY BOMB」を連動して、アプリからブルートゥース機能でペンライトをペアリングさせると、楽曲に応じてペンライトの色がリアルタイムで変化する新しいシステムが導入され、臨場感を高めました。
ビッグヒットエンターテインメントによりますと、2日間で世界162の国と地域でおよそ50万本のペンライトが連動されたということです。
また、全世界のBTSのファンクラブの間では、イベントを観覧する様子をツイッターなどのSNSでハッシュタグ(検索目印)を付けて共有する動きが広まり、2日間で関連のハッシュタグの付いた投稿は、およそ646万件に上りました。
ビッグヒットエンターテインメントは、今回のイベントについて、「公演をただ単に視聴するだけでなく、全世界のファンクラブがひとつとなった新しい観覧文化を提示した」と評価しました。