韓国では、新型コロナウイルスの感染者が21日午前0時の時点で、前日より9人増えて、合わせて1万683人になりました。
中央防疫対策本部によりますと、ソウル、京畿道（キョンギド）、大邱（テグ）でそれぞれ2人ずつ、空港での入国者に対する検疫で3人の合わせて9人の感染が新たに確認されたということです。
このうち海外での感染に関連する事例は5人でした。
死者は1人増えて合わせて237人で、致死率は2.22%となりました。
完治して隔離が解除された人は99人増えて、累計で8213人となりました。
新たな感染者数の増加が落ち着いてきていることから、政府は来月5日までを緩和された形での「社会的距離の確保」期間としましたが、その次の段階の「生活のなかでの距離の確保」への移行を準備しています。
中央災害安全対策本部が21日に発表したところによりますと、「生活のなかでの距離の確保」のための指針を早急に設け、草案を22日に公表するということです。