韓国政府は、新型コロナウイルスによる感染症の治療を集中して行うために増やした専門病院を23日から徐々に減らしていくことに決めました。
政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国76か所の病院を感染症専門病院に指定しましたが、23日からは感染者がいない病院12か所、680あまりの病床に対する指定を解除する方針です。
これについて政府は、感染者が減少したことで一部の病院の病床稼働率が低下していて、一般患者向けの診療のブランクなども懸念されることから、このような措置をとったと説明しています。
一方、来月初めに学校への登校を再開するかどうかが発表される見通しですが、高校３年生10人のうち７人が遠隔授業の質が低いと考えているというアンケート調査の結果が発表されました。
また、24日に行われる予定だった「全国連合学力評価」は事実上の中止となり、各生徒は家でテストを受けることになりました。しかし、一部の学習塾では生徒らを集めてテストを受けさせる予定だということがわかり、物議を呼んでいます。