新型コロナウイルス感染症の治療に当たっている医療関係者に、感謝の気持ちを伝えるキャンペーン「おかげでチャレンジ」の広がりが、SNSで話題になっています。
「おかげでチャレンジ」は、 新型コロナウイルス感染症の最前線でウイルスと闘っている医療関係者に感謝の気持ちを伝えるキャンペーンで、4月16日からSNSで広がり始めました。
チャレンジする人は、手話で尊敬や誇りということばを表現する様子を写真や動画で撮り、「＃おかげでキャンペーン」「＃おかげでチャレンジ」「＃医療スタッフのおかげで」などのハッシュタグをつけて自身のSNSに投稿します。投稿の際には、次にチャレンジしてもらいたい人を、3人指名します。
このキャンペーンには、歌手のBoAやフィギュアスケートの元選手キム・ヨナのほか、鄭銀敬（チョン・ウィギョン）疾病管理本部長など、政府関係者も参加しています。
中央災害安全対策本部は23日、「おかげでチャレンジ」に因んだ「おかげでバッジ」を制作し、政府の公式イベントなどで使用することにしたと明らかにしました。中央災害安全対策本部の朴凌厚（パク・ヌンフ）第一次長は、この日の午後、新型コロナウイルスの感染者を大量に受け入れた大邱の病院を訪ね、医療スタッフに「おかげでバッジ」を渡し、医療スタッフの労をねぎらいました。