国が販売するマスク、いわゆる「公的マスク」の購入できる枚数が27日から、1枚増えて1週間に1人3枚までとなりました。
食品医薬品安全処によりますと、マスクの需給が安定してきたことから、27日から公的マスクの購入できる枚数を1週間に2枚から3枚に1枚増やしたということです。
韓国では、新型コロナウイルスの新たな感染者数が9日連続で10人前後となっています。
このように感染拡大が収まっているなか、マスクの在庫も増えています。
公的マスクの販売店のうち、在庫を保有している店舗は今月第1週に16661か所だったものが、第2週に18585か所、第3週に20565か所に増えたのに対して、マスクを購入した人は今月第1週には1988万人でしたが、その後、第2週は1847万人、第3週は1598万人に減っています。
公的マスクは、生まれた年の末尾の数字によってマスクを購入できる曜日が指定されていますが、27日からは家族の代理購入に関する制限も緩和され、本人とその家族の購入曜日が異なっても、2人のうちどちらかが購入できる曜日であれば、2人分を購入することができます。