ネパール・ヒマラヤ山脈のアンナプルナで、ことし1月にトレッキング中に雪崩に巻き込まれて行方不明になっていた韓国・忠清南道教育庁に所属する教員4人のうち2人の遺体が見つかりました。
見つかったのは男性教員と女性教員一人づつで、現地時間の今月25日、民間の捜索隊によって見つかったということです。
教員4人は、アンナプルナの3つの峰の中間地点にある標高4130メートルのベースキャンプを目指していましたが、ことし1月17日午前、気象悪化で下山する途中、雪崩に巻き込まれて行方がわからなくなっていました。
忠清南道教育庁は事故直後、現地に緊急で支援団を派遣し、外交部 とともにヘリコプターなどで現場周辺の捜索に当たっていました。
この4人は、ネパールの小中学校で教育のボランティア活動を行っていましたが、週末に近くにトレッキングに出かけたところ事故に遭ったということです。