4月30日は釈迦誕生日、韓国の祝日です。
仏教界は、コロナの状況から30日に予定していたお祝いの法要を1か月延期し、その代わりに全国の1万5000あまりの寺で、新型コロナウイルス克服を祈る祈祷会を1か月間開くことになりました。
そして30日午後7時からは、ソウルの光化門広場で「希望の灯り」の点灯式を小規模に行います。
またユネスコの無形文化遺産への登録を進めている燃灯会を、5月23日に規模を大幅に縮小して開くことにしています。
さて大型連休初日となった30日、全国の高速道路は、普段の週末よりも幾分混雑している模様です。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、海外への旅行が難しくなり、代わりに国内旅行が増えると見込まれていますが、東海岸の束草(ソクチョ)や江陵(カンヌン)では、連休の宿泊施設の予約率は、97%に達しており、済州島にもおよそ18万人の観光客が訪れると予想されています。
これを受けて防疫当局は、4月30日から5月5日までの大型連休で旅行に行く際には、人と人との間隔2メートルを確保することや、マスクの着用、手洗いなどを徹底して守るよう呼びかけています。