先月、4月の貿易収支は9億4600万ドルの赤字となり、8年3か月ぶりの貿易赤字となりました。
産業通商資源部が1日、まとめたところによりますと、4月の輸出額は369億2000万ドルで、去年4月に比べて24.3%の大幅減少となりました。
これは新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、世界的に需要が落ち込んだことや操業日数が減少したことなどが影響したものとみられています。
その前の2月と3月は、主に中国向けの輸出が振るいませんでしたが、4月はアメリカ、EU=ヨーロッパ連合、ASEAN=東南アジア諸国連合なども、新型コロナウイルスの影響を受け、これらの国・地域向けの輸出が一斉に減少しました。
しかし韓国製の防疫用品への需要が増え、バイオヘルス分野の輸出が29.0%増えたほか、在宅勤務が広がった影響で、コンピューターの輸出も99.3%増えました。
一方、輸入額は378億7000万ドルと輸出額を上回り、貿易収支は9億4600万ドルの赤字に転落しました。
貿易収支が赤字となったのは8年3か月ぶりです。
産業通商資源部は、「新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況でも、韓国の製造業は主要国に比べると正常に稼働しているほうだが、4月は輸出より輸入の減少率が小さかったため赤字になった」と説明しています。