韓国では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため国民に呼びかけてきた「社会的距離の確保」が、6日からは、生活の中で距離を置く措置の「生活防疫」に緩和されますが、済州道だけは「社会的距離の確保」を2週間延長することになりました。
済州道は4日、「先月30日から今月5日までのゴールデンウィークの連休期間に20万人あまりが済州道を訪れ、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるため、これから2週間は注意深く見守る必要がある」として、これまでの「社会的距離の確保」を、このまま2週間延長する方針をまとめました。
そして空港や観光地、ホテルなどでは、これまでの高いレベルの防疫措置を保つとともに、体育施設などを開放する日程も2週間後に発表するということです。
一方、教育部が、13日から全国の高校3年生から段階的に登校させる方針を発表したことを受けて、済州道は、それまでに道内の児童・生徒を対象に新型コロナウイルス検査を行う案を済州道教育庁と協議しています。