韓国の学校では、児童・生徒を登校させ、教室での授業を開始するための準備を進めていますが、教育部は、新型コロナウイルスの危機警報レベルが「警戒」未満に引き下げられるまでは、登校しなくても授業に出席したことを認めることになりました。
教育部は7日、小中学校・高校における出欠や学力評価についてガイドラインをまとめました。ガイドラインによりますと、新型コロナウイルスの危機警報レベルが「深刻」または「警戒」である場合、生徒は、学校に「校外体験学習」として家庭で学習すると伝え、計画書と報告書を提出すれば、学校に登校しなくても授業に出席したと認められます。
また、学校で感染が疑われる人や、感染者が発生し、登校が停止された場合には、その期間中も全生徒が出席したとして認められます。
中間テストや期末テストなどの評価については、学年ごとに試験を受ける時間をずらします。感染者が発生し、学校でテストが受けられなくなった場合は、まずは日程を調整しますが、調整できないと判断されれば、代替できるテストを受けたり、前学期の成績で評価するとしました。