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社会

梨泰院に続き弘大でも感染者 地域感染の恐れ高まる

Write: 2020-05-13 15:11:10Update: 2020-05-13 15:47:16

梨泰院に続き弘大でも感染者 地域感染の恐れ高まる

Photo : YONHAP News

ソウル市内の繁華街・梨泰院(イテウォン)のナイトクラブで発生した集団感染の規模が100人を超え、ソウル市の別の繁華街・弘大(ホンデ)の居酒屋を訪れた人からも感染者が発生したことで、すでに地域社会での感染がまん延しているのではないかとの懸念が高まっています。
梨泰院のナイトクラブで起きた集団感染による感染者の数は、13日午前10時の時点で116人となり、首都圏で発生した集団感染の規模としては、ソウル市九老(クロ)区のコールセンターに次いでもっとも多い数となりました。
現在、疫学調査を行っているため、感染者の数はさらに増えるものとみられます。
また、防疫当局と自治体によりますと、集団感染が発生した梨泰院の5つのナイトクラブのほかにも、弘大の居酒屋を訪れた人からも感染者が出たということです。
今回のナイトクラブでの集団感染は、教会や病院、コールセンターなど、一つの集団の中にいる人たちが何度も接触して起きたこれまでの集団感染とは異なり、「不特定多数」の人が一つの空間に集まって発生したことから、これまでの集団感染とは様相が違って、すでに地域社会で感染がまん延しているのではないかとの懸念が高まっています。
こうした中、先月24日から5月6日までの間、集団感染が発生した梨泰院のナイトクラブなど5か所の遊興施設周辺の携帯電話基地局に接続したという通信データ記録がある人1万905人を調べたところ、11%は外国人であることが明らかになり、ソウル市は、韓国人だけでなく外国人にも積極的に検査に応じるよう呼びかけています。
政府は、今週中に移動通信事業者の基地局の接続記録のほか、防犯カメラの記録を活用するなど、あらゆる手段を総動員して梨泰院の遊興施設を訪れた人を探しだし、ウイルス検査を実施する方針です。

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