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文化

朝鮮最後の王女、 徳温公主の書体がデジタルフォントに

Write: 2020-05-15 11:00:22

国立ハングル博物館は14日、今月15日に、世宗(セジョン)大王の生誕623周年を迎えることを記念し、朝鮮王朝の最後の王女、徳温公主(トゴンコンジュ)が、実際に書いた書体をデジダル化した新しいハングルフォント「徳温体」を制作すると明らかにしました。
徳温公主は、 朝鮮の23代王、純祖(スンジョ) の三女で、朝鮮時代、最後の王女です。 幼いころから、活字を読んだり、書くことが好きだった徳温公主は、結婚当時の資料や、王室宛てに書いた手紙など、ハングルで書いた貴重な資料を多数残しています。
「徳温体」は、初めて発見された徳温公主の直筆書物である「慈慶殿(チャギョンジョン)記」など、徳温公主が直接手で書いたハングル資料を基にデザインされます。慈慶殿記は、1777年に昌慶宮(チャンギョングン)に建てられた殿閣、慈慶殿の由来を明らかにした本で、当初は漢字で書かれていましたが、徳温公主がハングルに翻訳して作成しました。
制作された「徳温体」は、今後、国立ハングル博物館が運営するオンラインサイト、「デジタルハングル博物館」(archives.hangeul.go.kr)で、無料でダウンロードできるようになります。

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