韓国慶尚南道(キョンサンナムド)で20代の女性が新型コロナウイルスに3度も感染したことがわかりました。
国内では初めてです。
慶尚南道が18日、発表したところによりますと、新型コロナウイルスに2度感染し、完治していた金海(キムヘ)に住む26歳の女性が、3度目の陽性判定を受けたということです。
この女性は、ことし2月23日に感染が確認され、3月25日に完治して退院しましたが、先月10日に退院後の再検査で2度目の陽性判定を受け、今月9日、完治して退院していました。
そして今月17日、再検査を受けたところ、3度目の陽性判定を受けたということです。
慶尚南道の保健当局は、この女性は症状がまったくなく、感染力もほぼないという医師の判断から、入院はせず、自宅待機させたと説明しました。
一方、韓国政府は18日、2度感染した人とその接触者に対する調査を行った結果、2度感染した人は感染力がないことを確認したため、19日からは隔離させないことにしたと発表しています。