韓国の新型コロナウイルスの感染者は、21日午前0時の時点で、前の日より12人増えて、1万1122人となりました。
中央防疫対策本部によりますと、新たに感染が確認された12人のうち10人は、ソウル梨泰院(イテウォン)のナイトクラブと関連のある感染者で、残りの2人は海外からの入国者ということです。
梨泰院のナイトクラブでの集団感染が見つかって以降、新たな感染者は、10・11日に30人台を記録したあと、12日から15日までは20人台、16日以降は10人台と終息化の傾向を見せていましたが、高校3年生の登校初日にあたる20日には再び32人にまで増加し、感染拡大に懸念が高まっていました。
21日の時点では再び10人台に減りましたが、高校3年生の登校が始まっただけに、防疫当局は感染者数の推移に注意を払っています。
死者は1人増えて、264人となりました。