高校3年生の登校授業が始まった20日、仁川（インチョン）で生徒2名の感染が確認されたのに次いで、大邱（テグ）の高校でも生徒１人の感染が確認されました。
大邱市教育庁によりますと、寿城（スソン）区にある高校の寮で３年生のうち１人の感染が２１日、確認されたということです。
この生徒の実家は大邱と同じ慶尚北道（キョンサンブクト）の亀尾（クミ）で、寮に入所した次の日の20日に検査を受けて陽性の判定を受けました。
学校側は、生徒の感染を受けて校舎の閉鎖措置をとり、３年生全員が帰宅したということです。
一方、日本のセンター試験にあたる大学修学能力試験の模擬テスト、全国連合学力評価は21日、高校３年生を対象に予定通り行われました。
今回の学力評価は、全国の高校2365校のうち77.6％の1835校が参加しました。
登校開始初日に生徒の感染が確認され登校が中断された仁川の高校など66校は、採点を行わずにオンラインで学力評価を行ったということです。