新型コロナウイルスの感染拡大が終息しない中、中小企業10社のうちの7社が、ことし下半期の経営環境が上半期よりも悪化すると予想していることが分かりました。
中小企業研究院が中小企業800社を対象に行ったアンケート調査によりますと、回答した企業の72.5%は、ことし下半期の経営環境が上半期よりも悪化すると予想していたということです。
上半期と同じ水準になると予想した企業は20.4%、改善すると予想したのは7.1%にとどまりました。
また、ことし下半期の従業員数が、上半期よりも減少すると予想した企業は全体の35.3%で、増加すると予想した割合の17.1%よりも2倍以上高かったということです。
上半期の経営環境について否定的に見ている企業が多かった一方で、回答者の60.5%は、下半期に新規採用を行う必要があると答えました。
ただ、新規採用が必要ではあるものの採用する意向はないと答えた企業が33.6%を占め、新規採用の必要性と採用の意向がともにあると答えたのは26.9%にとどまりました。
また、回答した企業の半数以上の53.6%は、来年には新型コロナウイルスの感染拡大による経済危機が回復に向かうと答えた一方、当分は難しいと答えたのは32.0%、下半期には回復すると答えたのは5.5%に過ぎませんでした。